失業保険とハローワーク◆
ハローワークとは、その昔職業安定所すなわち職安と呼ばれたところで
職業相談、職業紹介などを行ってくれる公共の機関を言います。
会社などを退職した後に
失業保険をもらうところと思っている人が存外多いのですが
本来は就職のための機関ということが先なのです。
強いて言えば、雇用保険の被保険者が
定年、倒産、契約期間の満了等により離職した場合
失業中の生活を心配しないで、新しい仕事を探し
1日も早く再就職するためということが目的で失業保険があるのです。
支給条件などは?
失業保険のための資格というのは特にはありませんが
雇用保険(労働保険と失業保険を合わせた保険の総称)に
加入していたことが資格と言えば資格になります~
給付内容は基本手当(それまで収めていた保険料によって異なります)と
所定日数(受給資格に係る離職の日における年齢、雇用保険の
被保険者であった期間および離職の理由などによって異なります)で決まります!
日数は90日~360日の間となっています!!!
倒産や解雇等により再就職の準備をする時間的余裕なく離職を
余儀なくされた受給資格者(特定受給資格者といいます)
および特定受給資格者以外の者であって
期間の定めのある労働契約が更新されなかったことにより離職した者
(特定理由離職者といいます)は
一般の離職者に比べ手厚い給付日数となる場合があります◇
届け出方法や支給期限は?
支給期限は1年間となっています☆
退職の日の翌日からの計算なので、なるべく早くハローワークに行く必要があります!!!
330日支給と360日支給の場合は一部例外もありますが
期限を過ぎると残日数は無駄になってしまうので注意が必要です◆
届け出方法はハローワークで求職申込みをして離職票を提出することが最初です!
受給資格確認後、受給説明会があり
「雇用保険受給資格者のしおり」が渡されます~
そして「雇用保険受給資格者証」、「失業認定申告書」が渡されます!
以上のことが概要になります!
給付を受ける上で大切なこと★
一番心しておかなければならないことがあります!
それは働く意思がない人には給付がないということです!!!
あくまでも働きたいのだが就く仕事がないという場合でないと失業保険は給付されません・・・
定年退職でこれまでいろいろ頑張ってきた
少し骨休みをしてからまた働くという気持ちは、わからなくはないのですが
それでは受給資格がなくなります!
もう一度勉強をし直してから就職したいので
その間は失業保険で生活を賄うというのも
ハローワーク関係の学校に通う以外の場合は認められません!
冒頭の就職にための機関であるということが大前提なのです◆
さらに詳しい情報を得たい場合は、ハローワーク公式ホームページのこちらから☆